岩手県産ヤナギ一枚板でソファーテーブル製作

岩手県産のヤナギの原木を製材した

一枚板を天板にして

ソファーテーブルを製作します。

ヤナギと言えば　”まな板”

柳(やなぎ)というと

料理人が使う俎板(まないた)が

知られていると思います。

まな板に使われる木材は

ホオノキ、イチョウ

ヤナギなどが有名です。

ヤナギの一枚板をソファーテーブルの天板に使います。

こちらのヤナギ一枚板を

ソファーテーブルの天板に使います。

柳(ヤナギ)一枚板

岩手県産

1850×400~550×50㎜

この一枚板を

まな板に使うには

巾が広いので

もったいないことと

まな板は水に晒されるので

赤身材が理想です。

この一枚板は

ほとんど白太なので

まな板よりは

天板が適材かと

思います。

一枚板から2枚の天板を取ります。

このヤナギの一枚板から

2台のソファーテーブルの

天板を使います。

2台のソファーテーブル

巾の狭い方は長さ85㎝

広い方で長さ1ｍ

サイズカットします。

天板の長さ&厚み

長さ1ｍ　巾の広い天板

長さ85㎝　巾の狭い一枚板

巾の狭い一枚板は

広い方と厚みが同じだと

無骨になりすぎるので

さらにプレーナーで

15㎜ほど削って

厚みを薄くしました。

ソファーテーブルの部材

ソファーテーブル

2台分の部材です。

2台ともだいたい

同じ材料を使うのですが、

見た目の印象が変わる

板脚を樹種を違えて

つくることにしました。

東南アジア産の黒檀(コクタン)

この黒檀の製材前はこちら

黒檀で地面に接地する足材と

棚板を絞めるクサビをとります。

棚板に使うケヤキ一枚板

それぞれの

ソファーテーブルに

4種類の木材を

使うことになりました。

2台分で5種類です。

ヤナギ

ケヤキ

コクタン

サクラ

キハダ

組み上げ完了&オイル仕上げ

板脚の材料が違うので

印象も違って見えます。

黒檀は存在感がある銘木です。

小さな部材で使っても

存在感を遺憾なく発揮します。

オイル仕上げの様子を動画で撮影しました。

完成~納品

ヤナギ一枚板の天板から

2台のソファーテーブルが

完成しました。

 ゆい工房

長さ85㎝

天板巾およそ40㎝

テーブル高さ45㎝

天板：ヤナギ(岩手県産)

棚板：けやき(岩手県産)

脚材：サクラ(岩手県産)

足材：コクタン(東南アジア産)

クサビ：コクタン(東南アジア産)

長さ1ｍ

天板巾およそ50㎝

テーブル高さ45㎝

天板：ヤナギ(岩手県産)

棚板：けやき(岩手県産)

脚材：キハダ(岩手県産)

足材：コクタン(東南アジア産)

クサビ：コクタン(東南アジア産)

まとめ

今回製作した

ソファーテーブル

サイズは一般的な

ものよりは

小さいサイズで

つくりました。

この小さいソファーテーブルは

以前にも

何回か製作しましたが、

見た目の感じもさることながら

意外と使い勝手も良く

小さなテーブルなので

ソファーからの動線が

スムーズで

ストレスを感じないところも

魅力のひとつです。

そして

小さな部材ながら

重厚で

しっかり存在感を出す

黒檀(コクタン)は

アクセントとして

使うには

とても便利で

重宝します。

毎回

樹種を変えて

いろいろテーブルを

つくっていますが、

ソファーテーブルは

材料が小さく

比較的安価に

製作できるのも

魅力のひとつです。