一枚板の表面を凸凹にする「浮造り仕上げ」
木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。
木の店さんもくでは、杉の一枚板を仕上げる際に、表面に「浮造り仕上げ」を施しています。
浮造り(うづくり)仕上げは、一枚板の表面を金ブラシのようなものでブラッシングして凸凹にする加工です。
杉の柔らかい表面にブラッシングすると夏に育ったやわらかい夏目がそぎ落とされて木目にそって凸凹な表面になります。
古いお家やお寺の板壁や板塀などをみてみると、杉の板塀や外壁などが経年変化でグレイ色になり表面が締まって凹凸(おうとつ)が出てきます。
浮造り仕上げとは、道具を使ってあらかじめ表面を凸凹に仕上げる方法になります。
昔は萱を束ねて杉の表面をこすり浮造りの加工をしていたようです。
私たちはワイヤーブラシやナイロンブラシが付いたホイールサンダーを使って仕上げていきます。
ホイールサンダー
マキタ製です。これを使っているところは結構あるようです。
杉一枚板を浮造り仕上げします
杉の一枚板の表面を浮造り仕上げしていきます。
長さ120㎝巾50㎝ほどの杉一枚板の表面を浮造り仕上げは2往復ほどブラッシングすると凹凸がくっきりと出てきます。
どれくらいの深さにするのかは仕上がりを見てその都度決めていきます。
さんもくデーは毎月第3木曜日に行われています。
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一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/
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一枚板xオイル仕上げの専門店|木の店さんもく 岩手
木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
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