一枚板xオイル仕上げの専門店|木の店さんもく 岩手 木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。当店自慢の木材を使ったスピーカーや時計などのオリジナル家具の販売、ご自宅や店舗に合わせたオーダー家具の制作も承っております。

【一枚板は怖くない】一枚板と一生を楽しく付き合うために、持つべき心構えと考え方

 

木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。

 

 

木の店さんもくではダイニングテーブルや座卓ローテーブルなど、ある程度大きなテーブルには、脚をテーブルに固定せずに天板を脚の上に乗せるだけのシンプルな使い方を提案しています。

 

最近はご購入されたお客さんもいろいろなアイデアで「置くだけ」の使い方をされている方が多いようです。

 

 

こちらは木の店さんもくオリジナル脚の上に天板を載せているだけのダイニングテーブル。

 

 

こちらのお客様は、雰囲気ある陶器の火鉢を脚に見立てて使っています。

 

 

 

 

一枚板を脚の上に乗せるだけ

 

 

天板を脚の上に乗せるだけのシンプルな使い方なので、板が反って動いた場合は板と脚の間に隙間が空いてガタつきが生じます。

 

脚と天板が離れた時は、その間にクッションを詰めることでガタつきをなくすことができます。

 

 

下の動画では、木の動きによってだいぶ反ってしまったモンキーポッドの一枚板をテーブルとして使う際、クッションでガタ付きを軽減した方法を解説しています。

 

 

下は反った状態のままご購入されたものの、クッションでガタつきを取ることでダイニングテーブルとして問題なく使っていただいているモンキーポッドの一枚板です。

 

 

 

 

一枚板の動きに合わせて使う

 

一枚板は大なり小なり動きます。これは間違いないことです。

 

これは珍しいことではなくよくあることで、最初に一枚板が動くタイミングが新しい一枚板をお客様の家に納品した後で数日から数ヶ月の間で一枚板が動くことが予想されます。

 

一枚板がそれまで保管されていた木の店さんもくの倉庫から新しい環境に移動したことで、その空間に馴染むために動きます。

 

そしてそれは反ったり、割れたりという、目に見える状態で現れることもあります。

 

しかし、使っている一枚板が動いて反ったことがわからずに使っていることのほうが多いように感じます。

 

それほど軽微な動きになることもありますし、目で見て反りを確認できる場合もあります。

 

 

経験的にですが、一枚板が反ったり割れたりしても、生活に支障が出たり、ストレスを感じるほどのものにはならないことがほとんどだと思います。

 

 

 

 

一枚板に四季を経験させる

 

 

お部屋の温度湿度の環境や季節によって木は動きます。

 

その動きによって木は反ったり割れたりします。

 

そうやって春夏秋冬一年かけて四季を経験させることで一枚板が新しい生活環境にだんだんと馴染んできます。

 

 

自然に近いプレーンな状態の一枚板

 

 

そもそも板がそっくり返ってグラスが倒れるほどの一枚板は論外です。

 

大きな動きによってそっくり返ったり割り箸を割った時のようなザックリした割れが生じたりするのは、原木から一枚板を製材した直後(数か月~1年ほど)が一番多いです。

 

大きく反ったり、割れたりした一枚板はそのままの状態で使うことは難しいことがわかります。

 

製材直後の数か月間の一枚板の動きを見て、その一枚板がテーブルに向いているのか、カットしたりして別な用途に使うのが良いのかなどを予測していきます。

 

 

 

 

 

 

自然乾燥にこだわっている理由

 

 

木の店さんもくでは一枚板やカウンター材に使われる無垢材は基本、自然乾燥のみで販売しています。

 

それはなぜかというと、強制的に乾燥してしまうと水分が飛ばされてしまうだけでなく、無垢材がもともと内に持っている脂分まで失われてしまうからです。

 

木が自分自身でまわりの環境に順応していくだけの自然乾燥では、脂分が内側に残されたままになるので、無垢材は年を経るごとにエイジングされていき、何十年後には古道具のような味わいを出せるようになります。

 

そして樹齢の高い一枚板ほど味わい深くエイジングされる脂分を持っていると考えます。

 

 

 

なるべくそのままプレーンな状態で

 

 

一枚板はテーブルやカウンターとしてみなさんのお部屋で使われているときもその空間に合わせながら少しずつ少しずつさらなる乾燥を続けています。

 

一枚板になるべく加工をせずにプレーンな天然無垢材の状態で家具として使いながら、同時に保管もしていると考えることもできます。

 

何年後、何十年後か、子供や孫の時代になってもその時にまた新たな天然素材として使うことができます。

そんなふうに考えてみるのも一枚板を理解するためのヒントになると思います。

 

 

 

 

 


 

 

 

 
毎月第3木曜日から「さんもくウィーク」というセールも実施しています(第3木曜=3木=さんもく!と覚えて下さい)。
 
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「さんもくウィーク」の詳細は、セールが近くなりましたらブログ記事でお知らせしています。

 

 

 

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/

【一枚板の納品事例】こんな風に使われています。

 

 

 

木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/

 

 

 

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木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。

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