無垢材・一枚板などの木材とオリジナル家具|木の店さんもく 木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。当店自慢の木材を使ったスピーカーや時計などのオリジナル家具の販売、ご自宅や店舗に合わせたオーダー家具の制作も承っております。

無垢材にデメリットは無いのです。【無垢材を使う本当の理由】

木の店さんもく、店主の近江です。ブログを御覧いただき、ありがとうございます。

 

テーブルやカウンター、PCデスク、ソファーテーブルなど一枚板はいろんな用途として使われます。

 

一枚板を販売するなかで、お客様によくされる質問があります。

 

「杉の一枚板をテーブルやカウンターに使うとキズつきませんか」

という質問をよくされます。

 

これは本当に多くの方にされる質問で、みなさんご興味関心があることなんだと思います。

 

この質問をされるとき、私の回答はいつも同じで「はい、キズつきます。」と答えています。

 

もちろんそれで終わりではありません。

 

私なりの考えをお伝えしています。

 

 

このブログを見ていただきたい方は「無垢が好きだ。住宅を新築やリノベーションする際には無垢材を使いたい。無垢材のテーブルや一枚板カウンターのある空間で生活をしたい。」

 

だけど、、、いろいろ調べたり、話を聞いていると、いいことばかりじゃなさそう、、無垢材は使っても大丈夫なのだろうか?

 

そのように心配されている方々にぜひ知っていただきたい内容になっています。

 

 

なぜ無垢一枚板を使いますか?

 

よく無垢材や一枚板の話にでてくるテーマとして無垢材のメリット、デメリット、ということが挙げられます。

 

メリットとされていることは”木の質感” ”健康な感じがする” ”天然素材”などこのブログをご覧になっている方ならば当然もうご存じのことばかりだと思います。

 

 

みなさんが一番知りたいことは、デメリットと言われていることかと思います。

 

無垢材は割れる

無垢材は反る、ねじれる

暖房のそばに置きにくい(反れたり割れたりする)

杉などのやわらかい木は傷つきやすい

汚れがつきやすい、、、、

 

上記にあるようなことが無垢材のデメリットとして挙げられています。

 

その結果どのようなことになっているかというと、うーん、、、使ってみたいのだけれど、、、安いものではないし、やっぱりそういうことを聞くと使うのが怖い、安心して使えそうにない。

 

そう思うのも無理はないでしょう。

 

一般的に無垢材のデメリットと言われているものは、先入観や思い込みからくる「イメージ」的なものが多く、

 

割れる→割りばしみたいにパッカリ割れる!?

反る→グラスが傾いてこぼれるほど!?

 

ちょっと極端な例かもしれませんが、そんな風に思っている方も中にはいるのです。

 

デメリットとされていることが、どの程度のことなのかがなかなか伝わりづらいことが原因なのだと考えます。

無垢材がこのように思われているとすれば、いくら欲しくても怖くて使うことができないと思います。

 

 

無垢材にデメリットはありません。

 

無垢材にデメリットが無いなんて、あまりにも極端で、ちょっと乱暴に聞こえるかもしれません。

 

しかし天然素材である無垢材にとっては、動いたり、割れたりというのは当たり前のこと。

 

その当たり前のことに対して「デメリット」というレッテルが貼られているのが現状のように思えます。

 

 

木の店さんもくでは、ダイニングテーブルや座卓ローテーブルなど、ある程度大きなテーブルは、基本的には天板を脚の上に載せるだけのシンプルな使い方をご提案しています。

 

脚の上に天板が載っているだけのダイニングテーブル

 

板は動きます。

これは間違いないことです。

 

お部屋の温度湿度といった環境の変化によって、そして季節によって、木は反ったり割れたりします。

 

天板を脚の上に載せるだけというシンプルな使い方をすると、板が反って動いた場合は板と脚の間に隙間が空いてガタつきが生じます。

脚と天板が離れた時は、その間にクッションを詰めることでガタつきをなくすことができます。

 

そもそも板がそっくり返ってグラスが倒れるほどの一枚板は論外です。

 

木の店さんもくでは一枚板やカウンター材に使われる無垢材は、基本自然乾燥のみで販売しています。

そしてなるべく自然に近いプレーンな状態で販売しています。

 

それはなぜかというと、お客様に一枚板の経年変化を楽しんでいただくこと、天然素材の無垢材だからこそのエイジングによって、最終的にはテーブルやカウンターが古道具のような味わいを出せるようになることを目指しているからです。

 

新品のキズは目立ちやすい

 

冒頭で「杉の一枚板をカウンターに使うとキズつきませんか」という質問をあげました。

 

これも考え方ひとつでとらえ方が大きく変わると思います。

 

新品のきれいな状態で納品されて大事に使い始めていて最初についたキズはとてもショッキングなものです。

 

新車だったり新しい靴やカバンなどと一緒です。

 

本革などもそうだと思いますが、無垢材など天然素材の場合はキズが年数を経過することで味として認知されることが当たり前の素材です。

 

汚れやシミなども同じことが言えます。

最初のシミや汚れ・キズはとても目立ちますし、精神的なショックも受けます。

 

しかしそうした汚れやキズも、使っていくうちに気づかなくなったり、目立たなくなったりしていくものです。

 

そして気が付いたころには使い古された味のあるものになっているのではないでしょうか。

 

そうした「味」になりうるということこそが、無垢材などの天然素材の魅力であると考えます。

 

ご相談はお気軽に

 

木は一般に動く、割れる、ことが当たり前です。さらに、テーブルやカウンターに使われる一枚板には個体差もあります。一枚板にはそれぞれクセや個性があり、動いて反ったり割れたりするのですが、その動きかた・反れかたは、ある程度予測ができたりもします。その一枚板をどのような場所で、どのように使われるご予定なのか、といった情報を事前にいただけると、この板はその用途にはおすすめできる、あるいはできない、といった適切なご提案を差し上げられるようになることもあるかと思います。

 

もし気になる一枚板があって、こんな使い方を予定している、ということがおわかりになっている場合は、ご相談いただければ、適切なご提案ができると思います。

 

お気軽にお電話で、またはお問い合わせフォームからご相談いただければ幸いです。

 

 


 

 

 
毎月第3木曜日に「さんもくウィーク」というセールも実施しています(第3木曜=3木=さんもく!と覚えて下さい)。
 
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「さんもくウィーク」の詳細は、セールが近くなりましたらブログ記事でお知らせしています。

 

 

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
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【一枚板の納品事例】こんな風に使われています。

 

 

木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
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