岩手県産くり一枚板をオイル仕上げ

これから仕上げる

岩手県産クリ一枚板です。

原木から製材した一枚板になります。

この素材荒木の段階では

別段、気になるようなところもなく

何かがある板とは

この時点ではそれほど

気にしていませんでした。

比較的、原木の中ほどの位置取りの板で

芯に近く

大きな割れを予想しましたが

それほどでもなく

木口の割れ程度におさまっています。

削ったらわかったこと

プレーナー削りで

両面を削ると

それほど目立たなかった虫穴が

一斉に出てきました。

無数にある虫穴は

この木が立木だった頃に開けられたもので

製材して板になったあとは

クリの木は虫にとても強い材になるようです。

パテ補修で虫穴をできるだけ

埋めましたが、

朽ちたところも重なっていて

どんな仕上がりになるか

期待と不安が入り混じります。

植物油のオイル仕上げ＆解説動画

オイル塗装後

仕上げるまでは想像もしていなかった

虫穴といわゆる腐りかけの蒸（ふ）けた、

良い意味でいうと熟成された？味があって深みのある

ずっと見ていたくなるような、

引き込まれる一枚板になったと思います。

くり一枚板【岩手】2000×400~420×47㎜

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
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