原木から製材されたイチイ一枚板をオイル仕上げ

以前原木市場で見つけた

なかなかスゴイ形のイチイ原木から製材した一枚板を仕上げてみました。

一位（いちい）は市場などではイチイと表記されたり呼ばれたりするのですが、

地元の岩手県だと「オンコ」「オッコ」などと呼ばれることが多いです。

年配の方はイチイよりオッコの呼び名の方が馴染があるかもしれません。

関東方面では「アララギ」と呼ばれ、山形県では「キャラ」と呼ぶ業者の方もいました。

オンコ、オッコはアイヌ語だという話を聞いたことがあります。

聖徳太子で有名な冠位十二階の制で最上位の一位にこの木で作った笏が授けられたそうです。

神主さんが持つ笏もこの木が用いられるようです。

今回紹介する一枚板の製材動画をぜひ御覧ください。

製材からしばらく乾燥していたうち

今回の一枚板の乾きの状態が良さそうだったので

さっそくプレーナーで両面削って

耳仕上げ、サンディングなどもろもろ作業をすすめて

原木から製材されたイチイ一枚板

動画でもオイル塗装の風景が見れます。

生地のところからオイルがひと塗りされるところを

ぜひご覧ください。

植物油のオイル塗装&解説動画

イチイ一枚板【岩手】2200×30~300×33㎜【オイル塗装 仕上げ済み】

イチイ一枚板【岩手】2200×30~300×33㎜【オイル塗装 仕上げ済み】

岩手県産のイチイ原木から製材した一枚板を仕上げました。

日本の他の木にはないような赤身の色に特徴があり、

オイルを塗ることでさらに鮮やかになりました。

全体の形も際立っていて

狭い一枚板ですが、空間を素敵に演出する一枚板になると思います。

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/

木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
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