岩手県産さわら一枚板の仕上げ作業【木取り編】

岩手県遠野産の原木から製材した

さわら一枚板になります。

この一枚板の原木を

市場での仕入れ編と

製材編も合わせてご覧いただけたらと

思います。

原木市場での仕入れ編

製材編

長さが４ｍの原木だったので

そのままの長さで一枚板を数枚製材しました。

今回は

あえて長さをカットして

小ぶりな一枚板に

木取りしていきます。

はじめに検討したときの

木取りは

元口の巾広を優先して

なるべく長い一枚板を

残りは小ぶりな一枚板

という感じで

カットしようと考えていまいした。

定規代わりの板を

一枚板に合わせながら

3分割にするところまでは

決まりました。

どの位置で

3分割にするかですが、

均等割にするつもりはないので

それぞれ

その板その板で

個性が見えるように

3枚の板をカットできればと

考えていました。

この耳のところにある

節がアクセントポイントになっていて

小ぶりな板のどちらに振り分けようかと

あれこれ悩んでいました。

この耳に乗った

節をどちらの一枚板につけるか

悩ましい決断を迫られます。

外側の耳にある

節が結構気に入っていたので

この部分が入った板を

まず決定しました。

この真中の一枚板を中心に振り分けていきます。

カットする位置を決定して

丸ノコで切断していきます。

カットできました。

結果的には似たような

長さのミツ切りになりましたが、

3枚それぞれ

節の位置が違っていて

個性のある一枚板になりました。

近々、サンディングから

オイル塗装まで

順次仕上げていきます。

楽しみです。