岩手県産ネズコ原木製材（国産レッドシダー）

盛岡の原木市場で仕入れたネズコです。

以前ブログでも

こちらのネズコについて語っています。

以前のブログでも書いていますが

このネズコは

原木市場で見た瞬間

惚れ込んでしまった原木です。

仕入れが決まってから

どんな一枚板が出てくるか

製材するのがとても楽しみでした。

長さ4.6ｍもあった

原木市場での検寸では

4.3ｍとなっていましたが

実際は4.6ｍあり

尺貫法でいう15尺を超えていました。

製材所へ運び込まれたネズコ原木

一応検寸のサイズは

長さ4.3ｍで

末口（細い方）の直径が50cmです。

全体の眺め

製材では一枚板を取る予定で、

板の台面に

なるべく丸い大きな生節（いきぶし）が

バランス良く入った一枚板が製材できるように

向きを探してノコを原木を回しながら

角度を決めていきます。

いざ、製材

製材の挽き初め、

ノコを入れるときが

一番ワクワク

そして

一番不安な瞬間です。

製材動画

一枚板になりそうな巾の材面が出てきました。

大きな丸い節が入ってきました。

生き節だけでなく、朽ちた感じの節も見えます。

躍動した木目が出てきました。

樹齢の高さがダイレクトに

木目にあらわれ

色のグラデーションに心が動かされます。

芯の辺りまできたので、

丸太を回転させて反対側を製材します。

最後の挽き残しは

少し迷ったのですが、

厚み20cmほどの盤として

残すことにしました。