1m超えの幅を持つ、特別なトチ一枚板。白身と赤身のコントラスト・豪華な杢・広大さの3つを一枚で堪能できます【在庫あり】
こんにちは、木の店さんもく、店主の近江です。
シリーズ「店主が推す本日の一枚板」、本日はこちらのあまりにも特別なトチ一枚板をあらためてご紹介いたします。
この板と私との出会いから、仕上げの時に感じたこと、どのような方にこの板がおすすめかといったことまで、たっぷり語っていきたいと思います。

トチ一枚板 1450~1800×180~1150×50㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
なんとしても落札したいという気持ちが勝った
この板と出会ったのは、2022年5月になります。これは木の店さんもくとしては珍しく、原木から製材したものではなく素材として仕入れたもので、市場で見た時にこれは逃してはならない「ひとめ惚れ」スイッチが入った一枚板でした。
市場で見かけたときのトチ一枚板がこちら。↓

ダイナミックで二股の形も印象的で素敵な一枚板だったのですが、ところどころに大きな虫食い跡があったりして他の業者さんには抵抗があったようで、競りのライバルは存在せず仕入れることができました。幸か不幸か、自分の一枚板への視点がほかの業者さんとはちがっていたようです。
市場での出品業者さんのところでも数年おいていたようだったので、一枚板に製材されてから数年経っていたようなのである程度は乾燥していたようです。
荒木素材のサイズは2800×740~1300×60㎜で表示されていました。
仕入れてから3年ほど倉庫に保管して様子をみてから仕上げることになりました。
両面を平らにするプレーナー加工で削っていきます。

こちらから今回のトチ一枚板をプレーナーで削りオイルで仕上がる動画もご覧いただけます。↓
狭いところと広いところの差があり長いままよりも長さをカットすることで個性が出ると思い、思い切って二つにカットしました。

カットすることでそれぞれの一枚板のイイところがギュッと凝縮された感じになって存在感がさらにアップしたように思います。

ここからさらに、両面をサンディングで磨き上げ、割れの補修や虫穴の整え、耳の仕上げなど諸々の作業を終えて、メインイベント、オイル塗装に入ります。
この一枚板にオイルを塗ることで、一体どんな木目や景色、ツヤが出てくるのか、とても楽しみな作業です。
今回の一枚板をオイル塗装している動画です【解説あり】↓
オイルをひと塗りするたびに、息を飲むほどの景色があらわになってきます。

今回の一枚板は大きな虫穴は、パテで埋めたりせずに最低限の補修にとどめて仕上げました。穴が空いたままのところは筆でオイルを塗り込んでいきます。

この時点で、感動のあまり言葉も出ないほどでした。

トチの魅力の全てが詰まった、広大で特別すぎる一枚
このトチが特別だと私が思うのは、白太と赤身のコントラスト、いろんな角度から楽しめる縮み杢、そして最長部1150mmもの幅が生み出す圧倒的な存在感と広大さ、この3つの要素を一枚の板で同時に味わえる、堪能できるからです。

トチ一枚板 1450~1800×180~1150×50㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
白太が超絶に美しいトチや、この世のものとは思えないほど稠密な杢が出ているトチなどは、たまには出てきます。しかし、それに加えてこの広さ。これだけの巾のトチは、天然木からはたくさんは取るのはかなり難しいと思います。
ダイニングテーブルというと、800mmくらいの巾(奥行き)を想像される方が多いのではないかと思います。家具量販店のダイニングテーブルコーナーに行くと、大体そういうサイズの巾のものを多く見かけますから、一般的にはそれが当たり前と思われていることでしょう。
しかし「一枚板の世界」で800mmという巾は、当たり前では決してなく、かなり稀なのです。
というのも、レジンのテーブルやハギ合わせであれば、その巾の板は製作することはできるのですが、天然木だと直径80㎝の幹に達するには相当な高樹齢にならないと難しいと思います。あったとしても、あまり出回りませんし、出回ったとしても、なかなか手が出ない値段になってしまいます。

このトチ一枚板、股割れしているところで、最大幅1150mmあります。幹の部分はいちばん狭いところでも700mmを超えています。この幹でも既に相当広いほうですが、やはり股割れのところであっても1150mmが実現しているところは、このトチの特別なところです。
しかも二股になっているところは「成長」という観念を暗示させる、いわば末広がりの形状でもあります。気持ち的にも縁起の良さを連想させます。


一度見たら忘れられない、そうそうは出てこない板だな、と思います。
4人家族、それに加えて2〜3人の来客があった時でも余裕を持って使えるダイニングテーブルにもなるでしょうし、カフェや居酒屋などの飲食店でしたら、メインホールの中央にこの板を据えておけば、忘れられないお店のシンボル、お店の顔になります。
「新年会は、あのトチのあるお店で飲もう」とか「あのトチのあるカフェで待ち合わせしましょう。ほら、Y字型の巨大なものすごいトチのあるあのお店、覚えてるでしょう?」となります。

こんなに素晴らしいトチの食卓を囲んで暮らしていたら、お子さんの自然に対する興味が育まれて、優しい立派な大人に成長していくでしょうし、お店に置いたら繁盛間違いなしです。
こんなにすごいテーブルがあるお店に、お客さんが来ないわけがないからです。こういう「シンボル」があるお店は、経験上どこも繁盛しているように感じます。

このトチ、木の店さんもくに来店されるお客様は必ず足を止めて、しばらくじっと眺めて行かれます。やはり、それだけ人を惹きつけるところがあるのでしょう。また、実物を見るために遠い他県から見に来られるお客様も、最近は増えてきました。
ある意味、ご家庭によっては大きすぎる場合もあるでしょうし、お値段もそれなりにしますから、簡単にご成約とはならないのですが、この板が嫁いでいく日はそう遠くないのだろう、とまるで父親のような気持ちで私も毎日眺めています。

この一枚板をどんな脚に載せるか。これは、木の店さんもくでご用意できる脚から選ぶとするなら、やはり「脚幸」シリーズになります。
このサイズの板ですから、自重もあるので、ボルト留めなどせずとも「脚に載せるだけ」で安心してお使いいただけます。
板の裏に穴を開ける必要がないので、一年くらい経ったらひっくり返して木裏側を表にして使ってみるのも、良いでしょう。
このトチは木裏面も木表面によく似た雰囲気でありながら、裏にすると耳の部分も平らになるので、さらに広々と使えることになります。

テーブル脚セット「脚幸」【くり&ウェンジ&ブビンガ】【オイル塗装 仕上げ済み】
トチならではの「白と赤」を存分に楽しめる。豪華な縮み杢も楽しめる。広々と使える。その3要素を同時に満たすこの特別なトチ。
正直なところ、店主の私の自宅や木の店さんもく事務所の華として使いたいくらいなのですが、この板とともに暮らす特別な時間は、お客様にお譲りいたしましょう。

トチ一枚板 1450~1800×180~1150×50㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
在庫状況・お問い合わせについて
この記事でご紹介したトチ一枚板 1450~1800×180~1150×50㎜【オイル塗装 仕上げ済み】は、現時点で在庫がございます。
ご検討中の方はリンク先でさらに詳細をご覧いただくか、0191-21-1131までお電話でお気軽にお問い合わせ下さい。
店主の私がご対応させていただきます。
全国への配送は勿論のこと、近郊にお住まいの方でしたら配達に伺うこともできますので、お気軽にご相談下さい。
オンラインからのお問い合わせも歓迎しております。各商品ページには写真や動画も多数掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。
なお、写真で使用している当店オリジナル脚も販売中です。届いてすぐにセットしてお使いいただけますので、あわせてご検討ください。
毎月第3木曜日には「さんもくウィーク」
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
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