製材から一年。どうなった?
トチの原木を製材後、一年経過
原木を製材後に自然乾燥で倉庫に保管していた
トチ一枚板。
一年ほど経過したので
どんな感じになっているのか
見てみました。
トチ原木はこんな感じでした。
サイズは2m×44㎝
原木を製材した動画です。
片側がえぐれたような歪(いびつ)な形の原木でした。
全体的に白が多く
多少スポルテッドや小口からのシミが多かったですが、
雰囲気あるいい感じの板が製材できました。
製材から一年経過した一枚板
まん丸ではなく、片側がえぐれた原木だったので
製材できた一枚板の枚数は
少なかったのですが、
大きく割れたり反った板がほとんどなく
原木製材して
一年経過した一枚板の動きとしては
だいぶ少なく優秀な一枚板だと思います。
まだ一年しか経っていない割に
乾燥も進んでいて
数枚は仕上げても大丈夫じゃないかと
感じるほどの乾燥具合でした。
唯一ざっくり割れてしまった一枚板。
巾も広く、製材した一枚板の中では一番よかったと感じる
一枚板だったので、
この割れはちょっと残念でした。
このまま落ち着いてくれれば
120〜150㎝くらいの長さでは一枚板として
使えそうなので、
もう少し様子を見ていきたいと思います。
板に無数の穴が開いてしまった一枚。
乾燥中にクマンバチに開けられてしまったようです。
他の板はほとんどなく、
この板だけ集中的にたくさんあけられてしまいました。
製材最後の挽き残りの盤。
4寸盤、12㎝厚で残した一枚です。
60㎜の板を2枚製材できる厚みなのですが、
原木の中心で、芯の影響で
2枚とも大きく動いて反ったり割れたりする可能性が
高いと判断して
厚いまま残した経緯があります。
木口から少し割れが入っている程度で
いい状態で乾燥していました。
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
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木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
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