割れた板材を製材所で挽き直し

原木から製材した一枚板は

全てがそのままテーブルやカウンターとして

使えるようにはなかなかならず、

製材後の自然乾燥で大きく割れたり反ったりすることは

珍しいことではありません。

ひとつの原木から仮に10枚一枚板を製材できたとして

その後乾燥期間に

大きく割れたり反ったりすることなく

無事に一枚板として仕上げができる一枚板は

自分の経験の中での割合だと

半分くらいいけたら御の字かなという感じです。

製材方法が下手だと言われれば、そうかもしれません。

いまだに何が正解か手探りなところがほとんどで

日々研鑽中というのが、正直なところです。

そういったわけで

今回は大きく割れたり反ったりして

補修や削りなどでは難しい板材を

製材所で挽き直しで

形を整えていく作業になります。

くり、キハダ、カツラ、オニグルミ、チャンチン

タモ、ヤナギなどを製材していきます。

【前編】動画

【後編】動画

チャンチン（ライデンボク、ライジンボク）

岩手県産ヤナギ

岩手県産くり

岩手県産キハダ

岩手県産カツラ

岩手県産くり

ほとんどの板は真ん中付近から

大きく動いていたので

板を縦割り製材して半分、または三分割にして

挽き直し製材しました。

サイズダウンした板材は

小さなカウンターになったり、玄関の式台などの

建築材や家具の部材、テーブルの接ぎ合わせ材などになったり

用途はいろいろあります。

挽き直し製材後

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/

木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/